20100729

100729


この5日間ほど、LPQから更にメコン川を船でさかのぼること6,7時間
そこから徒歩で山越え、マジに川を数本越え、
2,3時間の場所にある村に居た。
naxaneというその村はルー族の村。彼の故郷。
ちょうどカオパンサー
(お寺の僧侶がこもって修行する期間の始まり)で
バーシーもするというので一緒に村に帰った。

その村は時が止まってしまっているかのような錯覚を受けた。
今までいろんな村に行ってきたけど、一番美しいと思った。
絵の中から抜け出したような村。
山に囲まれた豊かな水田、焼畑には豊富な野菜と米、
タマリンド、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、グアバ、マンゴー、バナナ、
たくさんの果物の木々。食べるものは自分達でまかなえる。
現金はほとんど使わない、ていうか買うものも無い。
携帯の電波も電気ももちろん無い。車やバイクも無い(要らない)。
LPQのワタシの村が何て現代なんだと思った。

村の言葉はルー語でワタシはほとんど分からないけど
ワタシにはラオ語で話してくれる。
本当に良く働く、優しい人達。

そんなわけでその美しい村で5日間
本当に素敵な時間を過ごさせてもらった。
ルアンの町で少し疲れてた心も身体も
本当にリラックスして休めた。

友達が来たら、是非一緒に行きたいと思う。
あの景色を、空気を一緒に感じて欲しいと切なく思った。

でも、そこに住めるか、という話は別。
彼が村に帰るのであれば、ワタシ達はよく話し合わなくてはいけない。
バーシーの儀式で祝福され、ワタシ達は白い糸で結ばれたけど
それはとても幸せなことだけれども、
結婚となると異国、異文化、異民族の違いは大きな大きな問題になる。

とはいえ、今はLPQで幸せに暮らせていることにまず感謝をする。

20100716

100716

酔っ払って、バイクで事故って顔面地面に打って、顔がはれ上がっている。
生きてて良かったけど。

今は韓国とオランダの夫婦が経営するカフェを手伝っている。
英語とラオ語の方が楽。
さてこれから、どうして行こうか。

こないだ友達4人で、滝に泳ぎに行った。
とても綺麗な水色の水。
滝つぼに飛び込んで、泳ぎまくって水掛け合って、死ぬほど笑った。

物事はとても単純になっている。
こんな日常が続いていくので、まいいか。

20100704

100704

外国人がこの国でひとりで生きてくのはなかなか骨が折れる。
ビザ、就労許可証の取得、
それから日々(人によって)変わる入国管理局のルールや警察の対応。
まあ平然と横行する「袖の下」。

うんざりすることが多々ある。

やっと見つけた食堂の仕事も辞めることにした。
これは日本人同士の問題だけど。
愛した国の大好きな町。
日本人が片手で数えられるくらいしか居ないこの町で
今まで生きてきた中で一番分かり合えない人と会う。
運命は皮肉だなあと思う。

とはいえ、今日も村は平和で仕事を辞めて時間がある(ユーララと言う)
ワタシを毎日村の友達達が遊びに連れて行ってくれる。
昨夜は食堂のラオ人スタッフ全員がうちに来て
貯めてたみんなのチップを使ってワタシの送別会?飲み会をしてくれた。
ほんとありがとう。
また仕事も探さないといけないけど平穏な気持ちと日々が戻った。