20091206

091206

興味深い、良い出会いがあった。

この1週間ばかし南に布を見がてら旅をしていた。
最終日のVCNに戻るバス(まあいつもの10時間超え長距離)

40代くらいのラオ人と思われるカップル。
男性は英語で近くに座ったBPと話していた。
休憩のときワタシがイスラエル人BPの子としゃべっていたら
メンタマ飛び出させてこっちにきて
「北部の少数民族なのに英語が上手い!!!」
と言ってきた。。
あのーラオじゃないです。日本人です。
またまた仰天していたけど。

そんなこんなでなんだか話してたら
ラオス語がちょっとおかしい。
聞いたら実は37年ぶりの帰国だという。
そう、74年の革命の年
新政府を恐れ家族とともにフランスへ逃げたのだと
小さな声で話してくれた。

そしてフランスで教育を受け、ベトナム人と結婚し
やっと、生まれた国に帰ってきたのだという。

深夜のバスだったからあまり話さなかったけど
宿を同じGHに紹介して、今からビールを飲みにいってくる。

外国であるここに永住を決め込んだワタシと
帰りたくても帰れなかったし、
もう言葉忘れかけ、環境も変わってしまった生まれた国に戻ってきた彼。

時代は変わっていくかもしれないけど
それぞれの人生の、それぞれの心を見ている気がしてる。

1 件のコメント:

  1. おもしろい出会いだね。
    亡命したりするとなかなか自分の国に帰れない人ってたくさんいるよね。
    一生帰れない人もいるし。

    自分の行きたい所、住みたい所を選べるうちらはラッキーね。

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