20121221

121221

胎児認知の話

子供の出生届に父親の名前を入れるべく、「胎児認知」の手続きをやってみようと思っている。

もしかしたら、生まれるまでにできないかもしれないが。
なんせあの国に証明証をもらわなくてはいけないのだから。。仏のみぞ知る。

ワタシ達の場合入籍をしていないので、産まれた子供は非嫡出子(婚外子)となる。
その子の出生届に父親の名前を記載したい場合、認知届が必要になる、なければ空欄。

※母親が日本人なので、日本国籍は出生と同時にもらえる為、逆の場合(日本人父外国人母)より事例が圧倒的に少ないようだ。多くの場合、認知届は子供の日本国籍を得るために行われるらしい。

で、父親は居るんだから、名前は入れてあげたほうがいいと思うので。

1、大使館に問合せたところ、日本人母外国人父の場合の受付はしていないとの返答。(逆はOK)
2、ワタシの本籍地の役所が届け出先になることが判明
3、認知届とDMの国籍証明証&出生証明証を役所へ郵送する。
  ※但し証明証はパスポート代用可能

シンプルな流れに見えて、
ラオスから公的書類を用意する、というとんでもない大事が絡んでくる。
それって入籍した方が早いんでは、、などと思ってしまうが。やって見なければわからん。
パスポートがその代わりになるという文言に光を見出し、出来る限りか努力してみたいと思う。

現在、パスポートがどのようにすれば証明証の代わりに出来るのか、
再度役場に問い合わせ中。

それにしても、ラオスの役所よ。
国民をもって「書類が欲しければたくさんのサインが必要で、その彼らはお金が欲しいからどれだけ掛かるか分からないよ」と、ふつーに言わせてしまう。情けないやら悲しいやら。

20121219

121217

シェムリアップの出産事情について。

このボード、何の数字。

妊婦213人が今朝6時から診察を待っていて、47人が今日明日にも産まれる予定で病室(大部屋)に待機中。

これはクンタ(カンタ)・ボパ病院という妊産婦専門の病院の12月のある日。

シェムリアップの病院だけで、これだけの子供が毎日毎日産まれてるわけだから、今人口の7割が30歳代以下と言われているこの国の未来は明るいと思うわ、少子化の一途をたどる国々よりは。

このカンタ・ボパ病院。スイスとフランスが作った病院らしい(カルテは全部仏語)。
すごいのは、外国人含め、どんな妊婦も無料で検診、出産までできるのだ。しかも遠い村などから来る貧しい人には交通費も支給される(らしい)。
ちなみに出産後、だんなさんは病院に献血することが必須らしい。

清潔かと言われれば、、日本やタイの私立病院を基準にしたら、恐ろしくて行けないので
そういうことは考えないことにしている。
採血の針だけは新品を使い捨ててるのをしっかり確認した。

ボードの通り、連日大混雑もいいとこで。
朝5時に受け付けカード(番号)もらいに行って、数時間並ばなきゃ診療してもらえない。当然、コネや賄賂で番号優先してもらったりする人も。
友人(カンボジア人)が10月にここで出産したのだが。
右の数字の人たちは大部屋にみんな寝ている、陣痛やらなにやらですごい騒ぎらしい。
そして介護してくれるシスター(と呼ぶ)もコネと賄賂がないと面倒見てくれない。
彼女いわく「ワタシはコネがあるから、あなたもここで大丈夫よ、紹介するから」
う、うん。考えてみるよ。。

で、産んで数時間で家に帰らされる。ぎょえー。
しかもワタシは見てしまった。
検査待ちで並んでるとき、一人の女性がだんなとおぼしき人に抱えられ、よろよろで病室?から出てきた。その後ろには彼女のお母さんらしき人が新生児を抱いて荷物持って着いて来る。
並んでた妊婦たちは「おめでとう~」みたいな感じなのだが。。
歩けない程ぼろぼろの人はとにかく休まないで良いんでしょうか。。
そして問題はその女性の服装。私服のワンピースなのだが、明らかに腰から裾にかけて血がにじんで、足元の靴下+ビーサンは血まみれ。
あくまでワタシの想像だけど、産後の出血などの処理をきちんとしないで(垂れ流し)そのまま出されてるんじゃないかと。。
無理、絶対無理だわ、そんなの。

それでも噂によると、数人の日本人が過去すでにここで出産しているらしいのだから、根性、度胸あるなあと思う。

他にもクリニックと呼ばれる町の診療所がいくつもあるけれど(エコーで7$くらい)、
基本的に現地人はカンタボパで産んでる。
外国人は、、自国に帰る人、タイで産む人が9割くらいなんじゃないかなあ、周りに聞いた感じでは。












20121214

121214


届かない手紙

シェムリアップでは、EMS以外の普通郵便は、
私書箱以外、ほぼ100%手元に届かないと言っていいと思う。
「住所」といっても、郵便物の個別配達制度が無いこの国。ワタシは手紙は、街角ポストから家のポストが常識だと思っていたけど、どうやら違ったらしい。

とりあえず「シェムリアップ」と書かれたものはこの町の郵便局に集まり、写真→ な感じで、郵便局の片隅の箱の中に放り込まれるだけ。たまに自らチェックしに行かないと、不定期に捨てられて、はい終わり。

ワタシも日本からの手紙が何回か届かなかった。

それを避けるためにはどうしたら?
EMSがまず確実、これがなくなったという話は聞いたことが無い。但し、高額この上ない。
今回の総選挙の在外投票でやってしまったように、たった30gの封筒が22$!もかかる。
22$といえば、現地人平均月収の約1/4を占める。。無理。

その他は、郵便局員に聞いたところ、「電話番号が記載されていれば電話かける」というのだ。半信半疑なので、今度実験してみようかと思うけど、そんなことに付き合ってくれる暇な友人はいるのだろうかw

ちなみにこの写真を撮った12月上旬現在、この箱の中は7月くらいからの郵便物が溜まっていた。なんか、世界中からのいろんな絵葉書とかあったりして、ちょっと切ないボックスだった。


20121205

121205

                   ちょっと不思議なラオス大使館のこと



最近DMがプノンペンにあるラオ大使館に何度か問い合わせをしている。

「在留届、、、出したいんですけど?」
 → 仕事で来てるの?ビザあるの?
「はい。」
 → じゃあ、ぼーぺんにゃん。

おい、自国民が外国にどれだけ居るって把握しなくていいのか、、有事の際どうすんねん。

「パスポート更新したいんだけど、、」
→ そう、ラオに帰って。ビエンチャンで出来ます。

マジ?その為だけに帰んなきゃだめ、、?

「外国人との結婚の手続きってカンボジアでできますか?」
→ 出来ません。まず本人が村に帰って、村長さん許可の後、ビエンチャンの外務省と警察で許可もらって。必要書類は、ここではわからないからとにかく帰ってください。

なんか10何種類ある書類が必要サインを取って回るのに、相当お金(賄賂)かかるとか
いろいろ大変らしいのだが、、こりゃ結局自分でやってみなきゃだめだな。。

「子供産まれたら手続きはどうすれば?ラオス国籍は取れますか?」
→ 親のどちらかがラオス人なら大丈夫、ぼーぺんにゃん。

ほんまかいな。。
日本なら産まれて3ヶ月以内に届出とかいろいろあるんだけど、、
しかも父親の国籍ってあんまり関係ないんじゃないのかな。。母親なら分かるけど。

うーん。不思議というか、なんというか。
答えがないんですよね。何かしようする、ルールというか、きちんとした流れが
多分法律としてはあるんだろうけど、結局末端まで徹底されてないのか、
周知されてないというのか。守られていないだけなのか、その全てなのか。

不思議な国のお話、、
で、済めばいいんだけど。実際DM、ワタシ、さらには我が子の
結構重要な話になるので、どうなることやら。

と、思っているのはワタシだけで、DMは大使館と同じ反応。
「とにかく来年ちょっと村に行けばいいんだよ、ぼーぺんにゃん。」

ふう。
まあとにかく日本側で子供の戸籍と国籍だけはしてくれるのでとりあえずは大丈夫。
タイで産むのでタイ国籍も申請すればもらえるし。
この件、全くの勘違いでした、
「タイでは血統主義といって両親どちらかがタイ国籍でない限り
(特別な場合を除き)国籍はもらえません」

いわゆる書類上の結婚(入籍)は、今のとこ私たちには意味がない。
ラオスに住む上でのメリットがない。ましてや住んでないし。
配偶者ビザも出なければ(法律上はあるらしいが取得が相当難しいという、なんでか知らんが)
もちろん社会保険もない。
ちなみに外国(日本)で先に入籍手続きをしてしまうと、ラオでの手続きが出来なくなるって。

そんなこんなで、まだこの手続きもろもろには、続編があると思われるが
今現在の状況はこんな感じ。。



20121124

121123

子供が出来ると、その話ばかりになるブログとか、
FBのアップとか個人的には趣味じゃないのですが。

なんだかいろいろ考えるとこあって書いてみることにする。

予防接種なんて、記憶の無いほど小さいときに記憶受けただけなので、
なーんにも考えたこと無かったけど。
ここへ来てあと5ヶ月でほどでやってくる、、であろう自分の子供のそれで調べることに。

ワタシが行くバンコクの病院では子供注射用のパッケージがあって、
(タイも、ものすごーい格差社会、要は良いサービスに金が払えるかってこと、
払えなければ、清潔な病院すら難しい)
えーと、そのセットメニューでは数種類の注射が数ヶ月~数年かけて接種できるという。
リストをもらって、日本のと照らし合わせてみる。
あたりまえだけど、その種類に相違が結構ある。
日本で必須なものがそうでない(BCG、日本脳炎)
タイで推奨なものが日本ではそうでない(HPV子宮頸がん)、など。

ワタシは、強固なアンチ病院&NO薬主義者であり、かつ医療従事者の母親に育てられた為、
インフルやその他小学校以上で受ける、任意といわれる種類のもろもろ注射は
拒否、受けてこなかった。
母親いわく、「意味が無い、自分の免疫力を高めるように」
はい。そうやって生きてきて大きな病気は一つもない。

そして値段も、日本では定期接種(国からの必須項目)は無料。
タイではすべて有料、しかも結構高い。(もしかしたら社会保険使うタイ人は違うかも)
5種目くらいで6000THB。

何を受けるべきなのか、そうじゃないのか。悩んだ。
で、そんなことについてDMと話した。

「たくさんあるねー、高いねー。村にはそんなの無いよ。誰も注射したこと無いと思うけど?」
おっと、そうだった。そういう人生もあるんだ

「でもさー赤ちゃん結構死ぬんじゃないの?」
「うーん、たくさんじゃないけど死ぬ人は死ぬよ。」
「そうかー、強い人しか生きられないね」
「そうだね、ははっ。」

ふむ。
生きられない命は、それも運命なのか。答えは出ないね。

ただもしも自分らの子供がそういう運命だった場合、
やっぱり無理はさせないでいようね、と話をした。
逆らってはいけない、命の流れってあるんだと思う。

病気なんて人間が作ったものなのかもしれない。
自分たちが作り出したものに脅威を覚え、それを排除しようとするんだから、
人間てなかなかどうしようもなくたちが悪い。

とはいえ、ワタシらの子供は
半分はつよーい免疫というか生命力を持った遺伝子が入っているが
半分はまあふつーよりちょっと強い日本人なので、
日本で必須とされている注射は受けようと決めたわけ。

おしまい。


20121111

121030

















2週間以上経ってしまったけど、カンボジアの海に行ってみた、なかなかよかった。


シアヌークビルの本土の海は汚い、でもボートで2時間ほど行った離島は結構きれい。

オフシーズンの終わり、ほとんど人がいなくて、ちょっと危険を感じる(溺れたら誰も発見してくれないとか)くらいの一人っきり、白い砂浜と、サンゴ礁の海。

電気の来てない島で、海の音だけしてて、星がきれいで、のんびりできた。


沖縄にいたころ、近所のビーチによくみんなで泳ぎに、飲みに、波乗りに行ったわ。

今回は一人で、お腹に子供も一緒か、
さすがに波はないし、ダイビングも無理だろうと思って、昼間はシュノーケルと素もぐりで遊んできた。

おかげで久しぶりに海の日焼けをして、あ、昔の顔だ、とか一人で思ってた。

DMはといえばお留守番。ワタシが帰ってきたその日。
日焼けをして皮がむけつつある人間を見たことがなかったらしく、
まじに恐怖におののき、もだえて心配していた。。
ラオ人て焼けても皮むけないのか??

ともあれ、こんな話は2週間も前で、
そのあとの最近はタイとラオの買い付けと、バンコクの病院と、でかくなってきたお腹で
やることてんこもりの日々。






20121010

121010

かまくら国際交流フェス2012 

ワタシのラオスの布、カンボジアのお店AMATAKの雑貨が日本に行きます。
日本でのフェス参加は初です。うれしいですね~。

離れてまるっと3年以上経ちました、
久しぶりに帰国、秋の鎌倉散策もいいなーと思ったのですが、
カンボジアの店も結構忙しく、来月のラオス行きも有り、ワタシは行けません。
今回はモノたちと、友人が手伝ってくれます。ありがとう!

フェスといっても、小規模なもの(来場は4,5千人と伺っています)、
場所も鎌倉大仏、鎌倉から江ノ電で数駅と離れていますが、
ラオス以外の国のモノもいろいろ出展されます、
お時間のある方、ご近所の方、是非足を運んでみてください。



20120922

120922




 数日前に、AMATAKの店のメール宛てに、タイの商務省からメールがあり、「カンボジア×タイのトレードフェアをシェムリアップで開催するので是非ご来場ください」

期待するじゃないの、普通。

AMATAKで紹介できるものがあるかしら、北タイの草木染?新商品?
バンコクのチャレンジャーなどで開かれるOTOPくらい?え、いくらなんでもそんなに無いか~。

と、わくわくしながら行きましたよ、ワタシ。

が。ただの物産展(日本でいうならしょぼーいスーパーの催事場レベル)
タイのヌードルや、揚げ物、ポークジャーキー、お菓子、、ってほとんど食べ物屋台。
雑貨や化粧品、靴、カバンはちょっと有るけど高い&たいしたことなーい。。

客は、観光バス数台に満載でやってきたタイ人観光客7割(タイ人がシェムリアップでタイ飯食ってどうするの、、的な)、クマエの親子や友人連れ。
みんな屋台でなんか買ってはむしゃむしゃ立ち食いしてるわけ。

ねえねえ、これって。

わざわざ商務省から、シェムリの外資系、NGO関連のショップに一斉メール(TOにあて先全部入っててまる見えだったわけ)、して知らせるものか??

あールアンパバンのタラートナットの超小規模ですわ、分かる人w。
なんか久々にずるっとしたので、書いてみた。

でも、タイ焼きそばの乾麺と、ジャーキーと、お米のお菓子をしっかり買って帰りましたとさ。
そして日曜日はDMが行きたいというのでもう一度行きます笑

それから、昨日のクリニックでおなかの中に頭1つに手足が2本づつあってほっとしたけど、
正直、写っている白黒のうごめく物体は、2頭身のエイリアンのようで、
これをみて可愛い、なんて思う人が居るのかと、個人的には思ったわけです。。はい。






20120910

120910

ありがたいことに、子供が授かり3ヶ月になろうというワタシ。
さらに、つわりが全く無いという恵まれた日々。

がしかし。
ビールもコーヒーも飲んじゃダメなんて、ダメなんて><
このくそ暑い国で、雨季で、蒸し暑くて、仕事して、って日々に、
おつかれビールが出来ないなんて。。悶絶、、

そんなワタシの一番の理解者からノンアルコールビール+つまみが届きました。
ああ、友よ。本当にありがとう。

妊娠中のアルコールに関して、少量は飲んでいいとか悪いとか、とにかく1滴も飲まなければ「胎児性アルコール症候群」とやらにならない、とかいろいろ有りまして。
ノンアルコールビールも良いとか悪いとか、賛否両論。

まあ、ワタシ思います。もちろん赤ちゃんには健康で生まれてきて欲しいと思います。
そしてその健やかな成長にはワタシの気持ちも大いに関係するでしょ。
アルコールフリーなビールをたまには飲みながら、ストレスフリーな生活を送る、
というのが、今のワタシにとってベストアンサー。

とにかくDMはせっせと家事をやってくれていて、最近は料理もこなす(ワタシ椅子に座って指示出すだけw)

なんだか、恵まれてるよね。本当に色々な人や出来事に、感謝。

20120719

120719


20年以上ぶりに、モモを手に取った。

シェムリアップにある日本からのリサイクルショップ。
本はほとんど無いのだけど(そりゃそうだ、カンボジア人向けなんだから)
ぽん、と1冊だけ、古着の山の片隅にこの本が置いてあった。

小学校のころ、好きで何度も読んでたっけ。
思わず手にとって、値段を聞いたら店員全くやる気無しで
言い値で50セントだった。。

ところで20年ぶりにしては良く覚えているもので

小さかったワタシが好きだったのは
ジジがモモだけに語るおとぎ話や、
ベッポじいさんのゆったりとした言葉たち。


その時間にどんなことがあったかによって、
同じ時間なのに一瞬だったり、永遠にも感じたりするだろう?
それは時間というのは人の生活であり、
人の生きる生活は、その人の心の中にあるから。

今改めて読んでも、とってもおもしろく、大事な何かを思い出させてくれる、ワタシの大好きな本。


そして最後に、、ワタシが今、シェムリアップで偶然手に入れたこの本は、
20年前、ワタシの手元にあった本だったと思う。
ワタシは本の気に入った言葉に線を引く習慣があって、そして全くそれと同じものが
この本にも残っていた。引いた箇所も、昔のワタシが好きだった言葉たち。

不思議とあまり驚かない。本もモノも、そういうものだと思うから。
戻ってきたんだね、今のワタシに必要になったから。ありがとう。

20120612

120612

怒涛の1ヶ月が経って。

色々問題もあるけれど、やっぱり踏み出して良かった。
新しい商品のデザインやスタッフのこと、シェムリアップ店だけでなく、3月にオープンしたばかりのプノンペン店。。この恐ろしきローシーズンの売上に経費、家賃、買い付けのやりくり。

それでも、今までやってきた、全てのことが役に立ってくれている。特に、、服飾の色々を必死でやった10年前の日々、がちでサラリーマン営業職だったあの約4年間。ほんとおもしろいもんで、人生何がどこで自分を助けてくれるか分からない。
一生懸命やっていれば、無駄なことは無い。

そう、勤務時間もめちゃくちゃになっているワタシはめっきり料理の時間が減り、DMはせっせと兼業主夫をやっている。ありがとう。


それでも、カオニャオに続いて、カオチャオもこの炭火コンロで炊き出したのだ。本当に同じお米と思えないほどおいしいんだ。
やっぱりこうして仕事以外のことを考える時間は必要で、気持ちも余裕が出てくるってもの。

来週末からBKKとラオ南部、買い付け再び行ってきます。そうそう、BKKでは病院も。。
実は最近坐骨神経痛の疑いが浮上。
乗馬とスノーボード、SK8、足腰を傷め続けてきたツケが、30過ぎの体に現れてきましたよ。
ミシンも踏むどころか歩けないほど痛いときがあるのです。げげ。


20120514

120514

カンボジアに来て1年半が過ぎて。またひとつ区切りを付けて次のステップに進むことを決めた。
ラオスからここに来るきっかけになり、大変お世話になったカンボジアシルクの工房を退職した。
いろんなタイミングがちょうど良く、いろんな人や出来事が全部きっかけになって、
背中を押してくれたと思う。

去年から始めていたラオスの布の紹介やブログ上での販売。
喜んでくださる人たちがいて、村の人にもきちんとオーダーなどもできるようになり、
引き続き頑張ろうと思う。

それも関連して、次のメインジョブは、
シェムリアップでオーダーメイドの服やバッグ、それにカンボジア内外、アジア各国からの布やアクセサリー、小物のセレクトショップでのマネージャー業務。

本当にこの1週間でばたばたとものすごい動きがあって笑 スピードで決めてしまった。

自分でお店を完全に任されるので、リスクももちろん大きいが、
それ以上に自分次第でいかようにも出来る、というのがとても魅力的だと思ったから。

久しぶりに、東京のサラリーマン時代とまでは言わないが、
頭の中が、なかなか回転マックスな状態で、やりたいことやるべきことが
どどど~~っと溢れてきてるので、忙しいけど、やりがいのある、なんて素敵な日々なんでしょう。

20120430

120430

この国で今でも慣れないこと、のひとつに心づけ(チップ)とたかり、おどしの違いがある。
ラオスではよっぽどでない限り無くてよかった。
(と思っているのはワタシだけだったらご指摘お願いします。。)

カンボジアでもタイでも、やっぱり心づけが、
「人間関係をスムーズかつ円満に、気持ちよく乗り越える」すべのひとつだと、実感している。
例えば、、
いつも行く銀行やスーパーの駐車場で、バイクや車をみてくれてる警備員に、
普通に屋台以外のレストランで、サービスも味もまあまあ以上だったとき
タクシーの運転手に大きな荷物を持ってもらったとき
トゥクにちょっと急ぎだから飛ばして、って言ってそのとおりにがんばってくれたとき
大家の小間使いボーイズ?に電球を取り替えてもらったとき(電球はもちろん自分で買います)
↑が巻き割りしてて、うちの木も割ってもらうとき
などなど、ほんの日常のひとコマに常にある。

一方で、
某国境では、タクシー乗り場に自分で行っているにもかかわらず
タクシー料金とは別に「待機していたタクシーを紹介したエージェント費用」などといって
制服の警官が取り囲んできたり
バスに乗せる荷物が大きい、と言って金を出さなきゃ乗せない、という車掌
マッサージが超下手で、こっちが切れそうなところに、チップくれとのたまう女、などなど。

価格に含まれない、でもお金の微妙なそのやり取りは、本当に慣れないなあ~
不愉快なやり取りも含め、そつなくこなしてスムーズに生きれるようになりたいと思う。







20120427

120417


写真は友人にもらった日本からのおみやげ、おいしい!!
日本のカップ麺とか、うまく出来ていて感動するのです。

本当に去年もこんなに暑かったっけ?暑すぎる。
まあいいや、真剣にクーラー買います。

ラオスの布が色々と売れていくようになって、
売る場所も、シェムリはもちろん、バンコクや
FBや、ブログなど範囲が広くなってきてとても嬉しい。
その分、とっても忙しいんだろうけど。
まだ人を頼める余裕はないもんな~、2人で出来るだけやってみよう。
そう、バンコクの姉さんの紹介で、カフェでの展示会が決まって、また5月も忙しそうだ。ありがたいことです。
GWは友人の手伝いもあり、これも楽しそうです。

20120411

120411


1年で最も暑い時期を迎えて。気温が38度を超える日が続いている。
気温が人間の体温を越えると結構つらい。

料理もほんと汗だらだらで作っている。
1品作ると他を作る気がしなくなり、写真は昨日のランチのガパオですが、、
こんな感じで サラダとメインをごはんに乗っけて、スープじゃなくて冷たい麦茶をゴクゴク。

ラオだったらカオピヤックという米の麺がうどん代わりになるから
冷やしうどんとかね、いけるんだけど。。無いのよこの国には。

あと約1ヶ月、こんな我慢大会のような日々が続く。

ちなみに現地人は、タートルネックのセーターとか、
裏地モコモコのパーカー着て汗ひとつかかずにいる。見てるだけで暑さ倍増。


20120406

120406



まだまだマンゴーのシーズン真っ最中。

先日DMが友達の家から頂いてきたマンゴー。 こんなに2人で食べられるのかどうかはさておき。
この写真の中に3種類のマンゴーが混じっているんだって。
 1、外が緑で中が黄色(あまい)  ※これがワタシ的には好き
2、サラダ用(すっぱあまい) ※砂糖とチリパウダーのジェオでおやつにもなる
3、料理用(超すっぱい) ※なまず焼いたのとかと一緒に食べる

仕分けはDMに任せて、ワタシにはその見分け方は分かりませぬ。

早速、昨夜は焼きなまずに3をまぜまぜして食べました。
今朝DMは2を生でもぐもぐして、「すっぱーい」とうれしそうでした。
ワタシはデザートに1、が一番好きです。

ちなみに今日はDMの29回目の誕生日です、おめでとう。

20120405

120405

先日、ひと悶着したうちの炭火コンロ  →参照 120308
今ではどどーんと炭を購入し、無事せっせと炭火調理をしている。
うちはアパートの突き当たりで、他に通る住人が居ないのをいいことに、廊下の片隅が調理場。
料理が「焼く、蒸す」ばっかりになってきた気がするけど、簡単だしおいしいのでいいか。
あ、そろそろカオニャオが切れるなあ。。

20120329

120329








こんなバスはまだ良いほうです
















 ラオ仕入れの旅から戻って。
溜まっている仕事のメールを裁き、担いできた布を自宅で販売しながら、
もちろん本業も抜かることなく。今は工房でポーチの手縫い仕上げをしながら、
PCで商品管理表を作ってる。 忙しいけど、やることがたくさんあるって言うのは嬉しい。
やっぱり日本人ね笑
ラオ人やクメール人に言わせると、ぼーっとできること、が幸せで美徳らしいから。

行く前、ものすごーく暑かったんだけど、
このまま4月に突入したらまじ死ぬかもと思っていたけど、
なんだか最近少し気候が落ち着いている気がする。
案の定ラオ北部は涼しく、朝は息が白い日もあった。
やっぱり山河のラオスが大好きだな~と思う。

今回の旅で勉強したこと。
国境越えの荷物に対する当たり前のワイロ要求。ワタシの荷物は大袋3つ。
ビエンチャン、ノンカイの陸路国境越え。
バスに乗せる時に係員が200バーツ要求。(もちろんレシート無し)
ラオ国境通過は問題なし、問題はタイ入国時。
着いたらワタシだけ国境の係員?の部屋に呼ばれ、タイ人「2000Bよこせ」だってさ。
今回バーツ手持ちをほとんど使い切ってしまっていたので本当にお金がなくて、
財布出して、「これしか無い」とうと「荷物降ろすだけだ」脅迫じゃないですか?
結局持っていたラオキープを全部持っていかれ、多分400Bくらいを取られたと思う。
その後バンコクからポイペト国境のバスでも100B追加、
ポイペトのタクシーでは200B(このとき本当にもうお金が無くてあるだけのバーツ180Bを払った)
タクシー代すら無くて、家に着いてから取りに行ったよ。

分かるけどさ、そういう不透明な金でしか生計立てられないんだろうから。
しかし、本当に今回はたかられた感が満載の最後でした。
今後はスムーズに、最小限のストレスで、最小限のワイロを渡す方法を考えよう。

20120316

120316

明日からラオに行ってきます。こんなことやってます→ http://laofabrics.blogspot.com/

また何十時間バスに乗るんだろう、、
仕方ない、少しでもクッションの良いバスに当たることを祈る。

さて、日常の話。
実はDMの働いていた雑貨屋さんが今月末で一時閉店の為、仕事を探していた。
昨日、シェムリで日本食屋さんをやっている友人の厚意で声が掛かった。
ありがたい!まあ、どうなるかはやってみてから、とにかくチャンスがあったというのはうれしい。

もうひとつ、ふと思うこと。
FaceBookでは本当に思いもかけなかった昔の知り合いがつながるもので、
びっくりすることもあるけど,うれしいことも多い。
一度途切れかけてた出会いが戻って、色々思う。
あの頃、本気でスノーボードをしていた頃。
18歳だった友達が、今日28歳になった。彼はプロのスノーボーダーになって、2児のパパ。
その周りの友人達もほとんどがまだ北海道で、さらには移住して道民になってたり。
彼らのページにはたくさんの雪山、SK8、波乗りの写真がアップされていて。
あれから10年。本当にあっという間だったな。
ワタシは今、
カンボジアの高床式木造の2階で、気温は36度で、布にかこまれながら、
先日建てたラオの藍が建たないことにちょっぴり悩んでいて、明日のラオ行きが楽しみで、
近所の結婚式の音楽ががんがんで、10年前の風景を思い出そうにも思い出せなくて
なんだか体がばらばらになったみたいだ。暑さでおかしいだけかしら?




20120308

120308

久しぶりにワタシが切れたこと。
 炭コンロ買いました。
パバンにもあったけど、ラオは電気代が安いので電磁調理で問題なかった。こちら参照→ 111107
ガスコンロの扱いにも慣れてきたのだが、
シェムリアップのガス代の値上がりが半端無いのだ。

炭コンロでは、ガスだと数時間掛かっていたピンパーとかピンカイができるし、カオニャオもおいしく蒸せるだろう。

で、昨日、初木炭をワタシが近所の商店で買ってきた。
DMに着火を任せてワタシは買い物に。
帰ってきたら、
火がついたばかりのコンロとDM、、の横に「木の切り株」。と、ナゼかワタシの愛用の日本製包丁。


 「何やったの?」と聞くワタシにDMの回答、「ポン(ワタシ)の買ってきた木炭が質がよくないので、火がつきにくかった、故に、その辺に落ちてた乾燥してた切り株を、包丁でたたき切って、火付け材にしたら火が着いた、良かったでしょう。でも次回は自分が炭を買いに行くね。ぼーぺんにゃん。」
切り株なんかたたき切った包丁の刃は欠け、曲がっている。 
こいつに分かるまい。日本製の高価な包丁を、わざわざ友人に買って来てもらい、大事に使っていたワタシの気持ちが。
階下の大家はいつも炭火調理だし、ナタでもオノでもでっかい包丁でも有るわけ。薪だってあるわ。借りればいいでしょうが。「●×!?●×!?…アホアホホシネ!!!!!」叫ぶワタシ。もはや日本語。
で怒られると笑っちゃうDM。
(恐らくナゼ怒るのかが分からないので、なんだかわかんなくて笑うんだと最近気付く)

という、騒動でした。とにかくピンカイは焼きました。
ついでに言わせてもらえば。
雑巾でテーブル拭こうとしたり、トイレの水汲み桶で米洗うとか、
上のものと下のものの区別が、DMに限らずたいていのラオ人、、カンボジア人は一緒、付かない。
洗えばいいと思っている。やっぱり難しいぞとつくづく思う今日この頃。

はあ、とにかく書いてすっきりした。




20120301

120301



普段のワタシ達の食事は、100%おうちでワタシが作っている。
料理をすることは好き。でも毎日3食、しかも海の無い土地で魚介は高いしまずいし、牛肉は高いくせに硬い。必然的にトリか豚で、毎日レパートリーを考えるのは結構大変なのだ。(愚痴w)
そんな毎日。誕生日くらいはいいでしょ。
昼はKFC(結構こっちの物価からしたらけっこう高級なのよ)
夕方はいつもの店でカクテルをプレゼント頂き、夜はホテルのレストランで白ワインと、タパス、しかも友人のフランス人カップルがご馳走してくれた(嬉)ほんと、楽しかったです。ありがとう。
また今日からPCはクックパッドページを常に開けた状態です。がんばろー。






20120229

120229

誕生日です。満8歳になりました。4年に1度ですから笑
世界中から、とても暖かくうれしいお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。
改めて、ワタシを産み育て、どんな時も一番の見方でいてくれている母親に感謝します。
それからたくさんの友人やすばらしい出会いのおかげで、
今こうしてシェムリアップで好きなことを思う存分できていることにも感謝します。
同じ人に同じ恩は返せないけど、いろんな人に導かれ、今ワタシが選び歩いている道が、
次の誰かの道しるべに、少しでもなれたら、そんな人生にしたいと思っています。
これからもあせらずさぼらず、ワタシの道を歩いていこうと思います。

これからも皆さんの人生にsokdee

20120220

120220


日曜日は引き続きラオDAYでした。

●カイペンウドムサイ
パバンの黒いのとは違うのよ。薄くて緑色で具はほとんど無いけど、うまみが詰まって
おつまみは止まりません。

●ラープ
定番、間違いない。

●シンサワン
硬いけど、普通の牛肉を焼いても硬いんだからジャーキーでも良し。

●カリーラオ
友人のリクエスト。DMはあまりカレー系が好きでないらしい。

●ビヤラオ
ラオよりカンボジアの方が安いのは良い。 0.5$

●カオニャオと友人作のバーモントカレー
 あったのですが写真を忘れて呑んでましたわ。

ほんとに楽しかった!!

20120217

120217


サワナケートに行っていたうちのボスからラオス土産を頂きました!!!
なんて素敵なパーカオ(多分ヤボイで出来てる)、カオニャオマイ、シンサワンまで~☆
うれしー!布買い付けの際は布だけで重くて死にそうで何も持って帰れないので、、
今日はカオニャオとジェオと、カイペーン、シンサワンだ!ビヤラオ買っちゃおう。

20120215

120215

ボーケオのお母さんの仕事場 藍の壺たち
今回の買い付けの旅。
全て夜行バスにして1泊も宿に泊まらずバスで寝て移動しまくった。
シェムリ~BKK~チェンコン~ボーケオ~ウドムサイ~ルアンパバン~VTE。
5日間で総移動距離は3000キロ、3箇所の村を訪ねることが出来た。
でもこのルートが一番ロスが少ないわ、今後もこれで良い布つれて帰ってきます。
帰っても数日おしりが痛いけどね笑。





20120206

120206



今朝も店の裏にある豚農家から、市場に出荷されるであろう豚ちゃん達の最後の叫びが、
のどかな風の中、ヤシの葉が揺れる音に混じって聞こえる。合掌。

昨日 はタイ国境越えてロングルア市場まで行って日帰り。
明日は同じ国境まで行ってさらにバンコク、経由チェンコーン~ラオはボーケオへ。
約24時間のバス移動。
2年ぶりになるボーケオの村では、このすばらしい藍染の布を織るおばあの元へ。
今好評を頂いているラオの布、さらにレベル高いものも取り扱うことにする。

ということで、行ってきます。DMは仕事とせっけん作りでお留守番です。


20120118

120118

Palm Sugar Season comes !!
 待ってました、おいしいのです、まじに。
シュガーパームの花の蜜をぐつぐつ数時間煮込んでできる。
深い甘みとコク、一度食べたらもうこれなしでは料理したくないくらい。
日本のおいしいみりんが手に入らないけど、
この琥珀色の椰子砂糖があれば全然必要ないもんね~。
写真はIKTTに自転車にのせたこの砂糖ジュースを売りに来た人。
子供はおこづかい握り締めて待ってます。

このサイトで椰子砂糖について詳しく書いてあります→http://palmsugar.net/vi/


20120109

120109


年末年始は日本からの友人が遊びに来てくれた。
2年前の年越しはポンサワン、シェンクアンというとんでもない僻地に日本酒をかかえて来てくれた彼女は、今回は13年ぶりのシェムリアップ。
とにかく、2人で居ると呑みまくり、悪態つきまくり、、笑。 
でも久しぶりにとっても楽しかったし、思いっきり笑ったと思う。

それからFBで告知した手作りせっけん販売は彼女が持って帰ってくれたのです。

そろそろ友人たちの手元に届いて、うれしいメールが来てる。ほんとに、みんなありがとう。
ことしもいい年でありますように。